1616年、日本で最初の磁器である有田焼が誕生し、2016年に400年を迎えました。 金善窯は、有田町南原の土地で窯を築いて、70年近く焼き物を製作しております。 職人として、五感のすべてで感じるものを表現したものを作り、幾人もの無名の職人の息吹きや 匠の技を継承して次の時代へさらに昇華させ、新しい有田焼を作りたい。金善窯はそう考えます。 そして、生活の道具である「器」をお作りし、皆さまにお届けしてまいります。 |
陶磁器は、陶器と磁器にわかれており、金善窯では主に磁器の器を製作しております。 磁器の原料は陶石。磁器は吸水性が無く、光を透過させます。 磁器は、原料の陶石を細かくすりつぶし、粘土状にして成形します。 表面の肌理が細かく、ツルツルとした肌触りで、汚れや匂いがつきにくいことも特徴のひとつです。 また、たたくと金属音がします。陶器よりも耐久性に優れ、強度があります。 なお、つや消し(マット)釉の商品は汚れ油後などが付くものもありますが、使い込むことによりなじみ、 その風合いがよいと思える、味わい深い器に変化していきます。 |